クールな王子に捧げる不器用な恋【番外編追加】
「ここが、池野さんの席。右横が庶務の佐藤さんの席」
私のデスクは綺麗で電話もパソコンも置いてなかった。
同じ島だけど奥にいる朝比奈先輩の席と離れているのは嬉しい。
「そこ、予備の席でね。佐藤さんが産休に入ったら佐藤さんの席に移動してもらうから」
「はい」
「引き継ぎの期間は二週間しかないんだけど、僕たちもフォローするから心配しないでね。あっ、佐藤さんが来た。佐藤さん、おはよう」
真田さんが今オフィスに入ってきた女性に手を上げて微笑む。
「おはようございます。わ~、引き継ぎの人来たんですね」
佐藤さんが私に目を向けるとにっこり微笑む。
黒髪のショートカットの明るい感じの女性。お腹はかなり大きい。
妊娠七ヶ月くらいだろうか?妊婦さんなのに仕事しちゃうんだもん。尊敬してしまう。
私のデスクは綺麗で電話もパソコンも置いてなかった。
同じ島だけど奥にいる朝比奈先輩の席と離れているのは嬉しい。
「そこ、予備の席でね。佐藤さんが産休に入ったら佐藤さんの席に移動してもらうから」
「はい」
「引き継ぎの期間は二週間しかないんだけど、僕たちもフォローするから心配しないでね。あっ、佐藤さんが来た。佐藤さん、おはよう」
真田さんが今オフィスに入ってきた女性に手を上げて微笑む。
「おはようございます。わ~、引き継ぎの人来たんですね」
佐藤さんが私に目を向けるとにっこり微笑む。
黒髪のショートカットの明るい感じの女性。お腹はかなり大きい。
妊娠七ヶ月くらいだろうか?妊婦さんなのに仕事しちゃうんだもん。尊敬してしまう。