クールな王子に捧げる不器用な恋【番外編追加】
「織田君、早くしないと選ぶ時間なくなっちゃうよ」
私はボーッとしている織田君に声をかける。
「あ?ああ、ごめん。行こうか」
織田君が私の方を見て作り笑いをすると、すぐに会社を出て銀座のデパートに向かった。
今、私達がいるのはデパートの五階にあるベビー用品売り場。
小さくて可愛いベビー服や、赤ちゃん用のおもちゃ、ベビーシューズ等のベビーグッズが並んでいる。
「予算は三万なんだけど、何買っていいかわからなくてさあ。こんだけあると、選ぶのも迷うなあ」
手元にあるベビー服を織田君が掴むが、「う~ん」と悩ましげな顔をする。
「三万って結構凄い金額ですね」
「朝比奈さんと真田さんがそれぞれ一万ずつ出してくれたからね。高給取りは違うな」
そうなんだ。さすが気前いいな。
いつも朝比奈先輩帰るの遅いし……私とは給料全然違うんだろうな。
私はボーッとしている織田君に声をかける。
「あ?ああ、ごめん。行こうか」
織田君が私の方を見て作り笑いをすると、すぐに会社を出て銀座のデパートに向かった。
今、私達がいるのはデパートの五階にあるベビー用品売り場。
小さくて可愛いベビー服や、赤ちゃん用のおもちゃ、ベビーシューズ等のベビーグッズが並んでいる。
「予算は三万なんだけど、何買っていいかわからなくてさあ。こんだけあると、選ぶのも迷うなあ」
手元にあるベビー服を織田君が掴むが、「う~ん」と悩ましげな顔をする。
「三万って結構凄い金額ですね」
「朝比奈さんと真田さんがそれぞれ一万ずつ出してくれたからね。高給取りは違うな」
そうなんだ。さすが気前いいな。
いつも朝比奈先輩帰るの遅いし……私とは給料全然違うんだろうな。