クールな王子に捧げる不器用な恋【番外編追加】
「履歴書を見て知ってた」
朝比奈先輩が淡々と答えるが、その声は怒りを抑えているのがわかる。
履歴書……ああ、そうだったんだ。
でも……私の誕生日は朝比奈先輩には関係ない。
私が連絡を忘れたからといってどうしてこんなに怒っているのだろう?
「朝比奈先輩は泊まりじゃなかったんですか?てっきり私は……‼」
私が言い終わらないうちに、朝比奈先輩が私を遮ってギロリと睨む。
「俺がいないと思って羽目を外そうと思ったのか?ひよこ、俺と絢香からのメール見てないのか?」
「……見てないです。すみません。佐藤さんが辞めてすごく気分が落ち込んでしまって……」
朝比奈先輩が五十嵐さんと一緒なのが辛い……なんて口が裂けても言えない。
朝比奈先輩が淡々と答えるが、その声は怒りを抑えているのがわかる。
履歴書……ああ、そうだったんだ。
でも……私の誕生日は朝比奈先輩には関係ない。
私が連絡を忘れたからといってどうしてこんなに怒っているのだろう?
「朝比奈先輩は泊まりじゃなかったんですか?てっきり私は……‼」
私が言い終わらないうちに、朝比奈先輩が私を遮ってギロリと睨む。
「俺がいないと思って羽目を外そうと思ったのか?ひよこ、俺と絢香からのメール見てないのか?」
「……見てないです。すみません。佐藤さんが辞めてすごく気分が落ち込んでしまって……」
朝比奈先輩が五十嵐さんと一緒なのが辛い……なんて口が裂けても言えない。