クールな王子に捧げる不器用な恋【番外編追加】
「お前、タバコくさい。シャワー浴びて着替えて来い」
「うそ!」
私は朝比奈先輩の抱擁を解いて、クンクンと自分の匂いを嗅ぐ。
……確かにタバコくさい。
「禁煙席にしたのに……」
私が顔をしかめながら呟くと、朝比奈先輩はポンと軽く私の背中を叩いた。
「早くシャワー浴びて来い。シャワー浴びながら寝るなよ。すぐに車で出掛けるからな」
「出掛ける?」
私が首を傾げると、朝比奈先輩は優しい笑顔で言った。
「お前の誕生祝いだ。少し遠出しよう」
「うそ!」
私は朝比奈先輩の抱擁を解いて、クンクンと自分の匂いを嗅ぐ。
……確かにタバコくさい。
「禁煙席にしたのに……」
私が顔をしかめながら呟くと、朝比奈先輩はポンと軽く私の背中を叩いた。
「早くシャワー浴びて来い。シャワー浴びながら寝るなよ。すぐに車で出掛けるからな」
「出掛ける?」
私が首を傾げると、朝比奈先輩は優しい笑顔で言った。
「お前の誕生祝いだ。少し遠出しよう」