クールな王子に捧げる不器用な恋【番外編追加】
朝比奈先輩がベッドに近づき私の横に座ると私の頬に手をやる。
ドキンと胸が高鳴るけど、怖くはない。
むしろ、ずっと触れていて欲しい……そう思ってしまう私。
もっと朝比奈先輩に近づきたい。彼に抱き締めて欲しい。
「朝比奈先輩?」
私が上目遣いに朝比奈先輩を見上げると、彼は軽く溜め息をついた。
「もういい加減、その呼び名止めようか。悠人って言ってみろ」
「……悠人……さん?」
「まあ、今はそれで合格かな。おっ、ちょうど良いものが見られるぞ」
悠人さんが窓の外を指差す。その指の先を見れば、エッフェル塔がキラキラとダイヤのように輝いていた。
「うわぁ、キレー」
エッフェル塔のライトアップをじっと眺めていると、悠人さんが背後から私を抱き締めて来た。
「明日の展示会が終わったら、少しパリの街を散策してみようか?」
ドキンと胸が高鳴るけど、怖くはない。
むしろ、ずっと触れていて欲しい……そう思ってしまう私。
もっと朝比奈先輩に近づきたい。彼に抱き締めて欲しい。
「朝比奈先輩?」
私が上目遣いに朝比奈先輩を見上げると、彼は軽く溜め息をついた。
「もういい加減、その呼び名止めようか。悠人って言ってみろ」
「……悠人……さん?」
「まあ、今はそれで合格かな。おっ、ちょうど良いものが見られるぞ」
悠人さんが窓の外を指差す。その指の先を見れば、エッフェル塔がキラキラとダイヤのように輝いていた。
「うわぁ、キレー」
エッフェル塔のライトアップをじっと眺めていると、悠人さんが背後から私を抱き締めて来た。
「明日の展示会が終わったら、少しパリの街を散策してみようか?」