クールな王子に捧げる不器用な恋【番外編追加】
すっかり変わってしまった家の内装。壁の色がアイボリーになってる。家具も変わったし、配置も少し変わった。
どうやら、私が出ていってからリフォームしたらしい。
外観が変わってなかっただけマシと思うべきだろうか。
でも……母との想い出の家がなくなってしまったようで悲しかった。
他人の家みたい。
ひとり沈んでいると、悠人さんが私の手を優しく握った。
「どうした?久しぶりに帰るから緊張するのか?」
「それもあるけど、内装が変わっててびっくりしちゃった」
「そうか」
悠人さんが静かに頷く。それ以上の事は彼は聞かなかった。
それから、父と義理の母と義理の妹が現れ、私がボーッとしている間に悠人さんが笑顔で挨拶。
アストライアの御曹司というのはあえて伏せておいたけど、妹が朝比奈という名字を聞いて声を上げた。
「アストライアの御曹司の朝比奈先輩ですよね?」
どうやら、私が出ていってからリフォームしたらしい。
外観が変わってなかっただけマシと思うべきだろうか。
でも……母との想い出の家がなくなってしまったようで悲しかった。
他人の家みたい。
ひとり沈んでいると、悠人さんが私の手を優しく握った。
「どうした?久しぶりに帰るから緊張するのか?」
「それもあるけど、内装が変わっててびっくりしちゃった」
「そうか」
悠人さんが静かに頷く。それ以上の事は彼は聞かなかった。
それから、父と義理の母と義理の妹が現れ、私がボーッとしている間に悠人さんが笑顔で挨拶。
アストライアの御曹司というのはあえて伏せておいたけど、妹が朝比奈という名字を聞いて声を上げた。
「アストライアの御曹司の朝比奈先輩ですよね?」