クールな王子に捧げる不器用な恋【番外編追加】
ひよこの肩を軽く揺するが、彼女は「お水」と何度も呟くだけで起きない。
……仕方がないな。
溜め息をつきながらペットボトルの水を口に含むと、ひよこに口移しで飲ませる。
柔らかな甘いその唇。
汚れを知らない天使のようなその顔。
本来の目的を忘れ、そのままキスしそうになる自分を抑える。
ゴクリと喉を鳴らす音がして彼女から離れようとするが、彼女はまたうわ言を呟いた。
「……もっと……欲しい」
ひよこの言葉に苦笑する。
こいつ……俺の理性を試す気か?
それから、三回程口移しで飲ませただろうか。やっと満足したのかひよこは静かになった。
「意外と強欲なひよこだな」
フッと微笑すると、ひよこを抱き上げゲストルームに運びベッドに寝かせた。
……仕方がないな。
溜め息をつきながらペットボトルの水を口に含むと、ひよこに口移しで飲ませる。
柔らかな甘いその唇。
汚れを知らない天使のようなその顔。
本来の目的を忘れ、そのままキスしそうになる自分を抑える。
ゴクリと喉を鳴らす音がして彼女から離れようとするが、彼女はまたうわ言を呟いた。
「……もっと……欲しい」
ひよこの言葉に苦笑する。
こいつ……俺の理性を試す気か?
それから、三回程口移しで飲ませただろうか。やっと満足したのかひよこは静かになった。
「意外と強欲なひよこだな」
フッと微笑すると、ひよこを抱き上げゲストルームに運びベッドに寝かせた。