クールな王子に捧げる不器用な恋【番外編追加】
「……困った女」

自嘲するように呟くと、顔を近づけひよこの唇にゆっくりと口付ける。

嵐の夜、俺は厄介な拾い物をした。

次の朝、嵐は去ったが、その厄介な拾い物はその後も俺の心をかき乱す事になる。

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