クールな王子に捧げる不器用な恋【番外編追加】
ひよこの様子を気にしながらも絢香は頷く。
絢香の姿が消えると、俺はまだ正座したままのひよこの前にひざまづいた。
「真田が土産を持ってきただけだし、気にするな。正座は止めてソファーに座ったら?真田が来たら俺がひよこを叱責してると思われる」
「はい……すみません」
ひよこがか細い声で謝って立ち上がろうとするが、足が痺れたのかよろめく。
「ほら、無理するからだ」
俺は慌てて立ち上がり、彼女の身体を支えた。
「すみません」
ひよこが下を向いたまま、また謝る。
その時、真田が現れて、ひよこの身体が強ばった。
「あっ、ごめん。お楽しみの最中だった?ん?あれっ?メガネかけてるけど、……池野さん?何で朝比奈の家に?」
「いろいろあって取り敢えずうちに来てもらった」
ひよこに手を貸してソファーに座らせると、俺は真田の方を振り変える。
絢香の姿が消えると、俺はまだ正座したままのひよこの前にひざまづいた。
「真田が土産を持ってきただけだし、気にするな。正座は止めてソファーに座ったら?真田が来たら俺がひよこを叱責してると思われる」
「はい……すみません」
ひよこがか細い声で謝って立ち上がろうとするが、足が痺れたのかよろめく。
「ほら、無理するからだ」
俺は慌てて立ち上がり、彼女の身体を支えた。
「すみません」
ひよこが下を向いたまま、また謝る。
その時、真田が現れて、ひよこの身体が強ばった。
「あっ、ごめん。お楽しみの最中だった?ん?あれっ?メガネかけてるけど、……池野さん?何で朝比奈の家に?」
「いろいろあって取り敢えずうちに来てもらった」
ひよこに手を貸してソファーに座らせると、俺は真田の方を振り変える。