幕末の妖狐一族 ①



「不知火様、この方が貴方様の伴侶となられるお方ですか?」




「そうだ。」


充分周りは騒がしいがったが、より一層騒がしくなった。



「今宵は祭りじゃ!祭りじゃ!」




一気に周りはお祭り騒ぎ…


私はまだ結婚等との話は了承した覚えはない。


「あの、まだ結婚すると決まったわけじゃ…」



「いいではないか、今はこの時を楽しんでくれればそれでいい。

ここを自分の里のように思えばいい。」
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