幕末の妖狐一族 ①
腕を斬られ腕から鮮血がしたたり落ちた。


柚「くそっ・・・ウッ!!」

突然心臓が締め付けられた。
立っているのが精一杯ーーー

沖「土方さん、あいつの目が…」

土「お前いったい何者だ?」

何を言って、まさか今日は満月…

雲から黄金色に輝く月が姿を現していた。


柚「次は殺す・・・。」


突然の突風が吹いた。

あいつの姿は目の前から消えた。








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