幕末の妖狐一族 ①




清「こんなものだろう。」



発動していた水鏡の術を解除した。


周りを村に囲まれていたが、


自分の屋敷の外観に戻った。



清「後は、頃合を見て呼ぶとしよう…


さて、これで仕事は終わりだ。」




清原は文をしたため、



水鏡を発生させた時のように血を垂らし


紙を鳥の形に変化させた。



清「長州の浪士まで届けに行くのだ。」



鳥は声に反応し、



本当の鳥のように飛び出し屋敷をでた。







清「不知火、



お前はあいつを助けることができるかな?」






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