幕末の妖狐一族 ①


長1「待て、文にはもうひとつかかれてある。

『狐は俺が捕まえるので、お前らは手を出すな。


手を出したら貴様らを末代まで呪うまでだ』」


長「…。
みんな暫く様子見をしよう。」


長全「…ああ…」






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清「田舎侍どもめ…
しっかり文を読んだかな?


不知火…幸せで目を曇らせたら…
大事なものが奪われるぞ?


せいぜい今の時を楽しむことだな。」





屋敷から月を眺めながら清平はいった。


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