恋も試合も全力で!【番外編】


綾子と初めて話した大会。

その大会中に、綾子を好きになってる自分がいた。


俺にとって、これが初恋。

初恋の相手が、タイプとはかけ離れた綾子だった。


「槇、また今度の大会でも話してくれる?」


大会が終わり、解散後にたまたま会った綾子に、
こう言われた。

なんか、綾子がすごく可愛く見えて。


こんなこと聞かなくたって、全然話すのに。

ていうか、俺が話したい。


「友達だろ? 当たり前じゃん」


そう言って微笑むと、少し照れた綾子がいた。




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