こじらせ女子の恋愛事情
文庫化されることになったのは、高校生の時に初めて書いたオフィスラブの話だった。

この作品は初めて総合ランキング入りして、サイトに私の名前を広めることに成功した思い入れのある作品だ。

メールを送った直後に作品を見ると、
「うわーっ…」

声をあげたくなるくらいにめちゃくちゃだった。

当時は携帯電話を使用していたと言うこともあり、改行のほとんどはそれである。

私も若かった…って言っても、この作品を書いていた当時の年齢は高校生だったけど。

登場人物も携帯電話を持ち歩いて使用しているよ…。

これは修正…と言うよりも、書き直しをしないといけないレベルになるかも知れない。

「そもそもわかってたら、もっと前に修正してたのに…」

高校生の自分が目の前にいたら、文句を言ってやりたいと思う私だった。
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