こじらせ女子の恋愛事情
それにしても、会社で修羅場なんてよくやるな。

そうだ、修羅場から始まる恋って言うのもありかも!

つきあっている同期の彼氏と修羅場になって、それを助けてくれたのがイケメン上司で…うん、書き下ろしはこの話で行こう。

でもちょっとありえないかな?

上司とは言え、部下たちの修羅場に巻き込まれるのはいくら何でも勘弁だよね。

せっかくの話だけど、一応候補として、次の関口女史との打ち合わせで出してみるか。

そう思ったのと同時に、
「あっ、お昼だ」

昼休みの時間になっていた。

チラホラとオフィスから出て行く人にあわせるように、私も財布を持って椅子から腰をあげた。
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