総長と女番長 ~ときどきお兄ちゃん~
サイズ感のピッタリな特攻服を着ながら私は思った。
恐るべし、会長の目視採寸…。
私は生徒会室に戻った。
会長は私を上から下まで念入りに目をやると、
クソ~.ヤバイ!!めっちゃカッコいい。
やっぱり白が似合うな…。俺の目に狂いはなかった。
と言った。
こんなことなら俺も参加するべきだったな…
という会長の独り言に、
何がですか?と問えば、
もちろん、キミのデート権をかけた戦いにだよ
と笑顔で言われてしまった。
思わず赤くなる私、副会長が来てひとつ、咳払いをした。
番長口説いてどーすんだよ!!って。
口説かれた感覚のない私は頭に?を浮かべている。
この特攻服は今日が終わればどうするんですか?と問えば、
生徒会で処分する…と言われた。
何か妙に切なくて複雑で…私はもらっても良いですか?と言っていた。
サイズ感もよく、気に入りました。動きやすいし…。私、卒業するまでこれ着てたいです!!番長として…
と私が笑えば、そんなこと言ってくれる人初めてだよ。ありがとう、是非卒業まで大事に着てくれと言ってくれた。
私はホントに嬉しくて、はい。と力強く返事した。
本気でヤバイ!!めっちゃ似合ってます!!
と生徒会のみんなは口を揃えた。
会長は私に見惚れてる…自分の作った特攻服が私に似合いすぎて見惚れてるのだろうか…
そんなくだらないことを考えてた私に、
お前にひとつ、忠告があるー
急に真顔で言われた。
明日は文化祭だ。番長としてイベントに参加してもらわないといけない…けど、生徒として、楽しんでももらいたい。
俺らも、教師も全力で阻止できるようには努力する。けど、番長として、毎年必ず狙われる…開校していて、一般の人も入れる状態だから、他校のヤバイやつが紛れ込んでも不思議じゃない。
ましてキミはエンスパイヤと蓬莱をやったやつ…名は知れてる。
そうなったときは戦ってもらわないといけない…それだけは覚えといて、覚悟はしてほしい。キミは走りも早いし…かなり強いのも知ってるから…
それと…特攻服で学校来るとなると、銀髪に特攻服って目立つし、番長ってすぐわかる。今まで以上に戦ってもらわないといけないと思う。それでも、ちゃんと着こなして、戦える覚悟はあるか?
と会長に言われてしまった。
はい。覚悟は出来てます。身なりで目立つのは仕方ないです!!けど、番長として目立てるなら本望です!!
と私は会長の目を見て言い切った。
そしたら会長は笑った。
OK、ならお互いに明日は楽しもうと言った。
会長…明日のイベントについての説明無いんですか?
私は疑問に思ってたことを聞いてみた。
あー、口頭の方がいいか?一応資料作ったけど…
それを聞いた私は会長らしいと笑ってしまった。
何でこんなんで番長を務められるんだ?謎だ
と副会長に言われてしまった。
そんなこと知らねえよ。番長として認めたのお前らじゃねえのかよ!?
私が心でそう叫んだのを読み取ったのか、会長は私に笑いかけると、
キミほどの強さを誇れるヤツは中々いないんだよ。俺の独断で巻き込んで申し訳ないと思ってる。
けど、キミを番長として認めて後悔はないんだよ。
と言ってくれた。嬉しかった。けど、何か少し複雑にも思う。
副会長は横でため息をついていたがお手上げというような感じだった。
そんな二人をホントにこの二人、ナイスコンビ…とか思いながら見ていた。
恐るべし、会長の目視採寸…。
私は生徒会室に戻った。
会長は私を上から下まで念入りに目をやると、
クソ~.ヤバイ!!めっちゃカッコいい。
やっぱり白が似合うな…。俺の目に狂いはなかった。
と言った。
こんなことなら俺も参加するべきだったな…
という会長の独り言に、
何がですか?と問えば、
もちろん、キミのデート権をかけた戦いにだよ
と笑顔で言われてしまった。
思わず赤くなる私、副会長が来てひとつ、咳払いをした。
番長口説いてどーすんだよ!!って。
口説かれた感覚のない私は頭に?を浮かべている。
この特攻服は今日が終わればどうするんですか?と問えば、
生徒会で処分する…と言われた。
何か妙に切なくて複雑で…私はもらっても良いですか?と言っていた。
サイズ感もよく、気に入りました。動きやすいし…。私、卒業するまでこれ着てたいです!!番長として…
と私が笑えば、そんなこと言ってくれる人初めてだよ。ありがとう、是非卒業まで大事に着てくれと言ってくれた。
私はホントに嬉しくて、はい。と力強く返事した。
本気でヤバイ!!めっちゃ似合ってます!!
と生徒会のみんなは口を揃えた。
会長は私に見惚れてる…自分の作った特攻服が私に似合いすぎて見惚れてるのだろうか…
そんなくだらないことを考えてた私に、
お前にひとつ、忠告があるー
急に真顔で言われた。
明日は文化祭だ。番長としてイベントに参加してもらわないといけない…けど、生徒として、楽しんでももらいたい。
俺らも、教師も全力で阻止できるようには努力する。けど、番長として、毎年必ず狙われる…開校していて、一般の人も入れる状態だから、他校のヤバイやつが紛れ込んでも不思議じゃない。
ましてキミはエンスパイヤと蓬莱をやったやつ…名は知れてる。
そうなったときは戦ってもらわないといけない…それだけは覚えといて、覚悟はしてほしい。キミは走りも早いし…かなり強いのも知ってるから…
それと…特攻服で学校来るとなると、銀髪に特攻服って目立つし、番長ってすぐわかる。今まで以上に戦ってもらわないといけないと思う。それでも、ちゃんと着こなして、戦える覚悟はあるか?
と会長に言われてしまった。
はい。覚悟は出来てます。身なりで目立つのは仕方ないです!!けど、番長として目立てるなら本望です!!
と私は会長の目を見て言い切った。
そしたら会長は笑った。
OK、ならお互いに明日は楽しもうと言った。
会長…明日のイベントについての説明無いんですか?
私は疑問に思ってたことを聞いてみた。
あー、口頭の方がいいか?一応資料作ったけど…
それを聞いた私は会長らしいと笑ってしまった。
何でこんなんで番長を務められるんだ?謎だ
と副会長に言われてしまった。
そんなこと知らねえよ。番長として認めたのお前らじゃねえのかよ!?
私が心でそう叫んだのを読み取ったのか、会長は私に笑いかけると、
キミほどの強さを誇れるヤツは中々いないんだよ。俺の独断で巻き込んで申し訳ないと思ってる。
けど、キミを番長として認めて後悔はないんだよ。
と言ってくれた。嬉しかった。けど、何か少し複雑にも思う。
副会長は横でため息をついていたがお手上げというような感じだった。
そんな二人をホントにこの二人、ナイスコンビ…とか思いながら見ていた。