with you*初めて気付いたこの気持ち*
3月
私と彼方は高校を卒業した。
3年間通った道をいつものように2人で歩く。
受験前も、昔のように一緒に勉強したりした。
だけど、違うことが一つ
彼方は私にとって特別な幼馴染みです。
生まれたときからずっと一緒。
「でもまさかシャトル投げつけてくるとはね」
「いいじゃん、バドミントン馬鹿への告白にはぴったりでしょ」
「うん、嬉しかった。
…四葉」
「ん?え、ちょ、ちょ、まっ」
彼方の方を向いた瞬間肩を掴まれる。
いや、このタイミングで?
あの道端なんですけど…
焦っていると彼方の頭に拳がぶつかる。
「九重、こんなとこで何やってんだ」
「いってえ…柊何すんだよ!」
「今のは彼方君が悪いわよ」
入ってきたのは茉莉ちゃんと安定の玲奈だった。
いつのまに金井さんを茉莉ちゃんと呼ぶほど仲良くなったのかは私にも分からない…
そんなこんなで私の隣にはまたあいつがいます。
え、大学はさすがに別々だよなって?
…もちろん一緒です!
幼なじみの腐れ縁はまだまだ続く。
(完)
私と彼方は高校を卒業した。
3年間通った道をいつものように2人で歩く。
受験前も、昔のように一緒に勉強したりした。
だけど、違うことが一つ
彼方は私にとって特別な幼馴染みです。
生まれたときからずっと一緒。
「でもまさかシャトル投げつけてくるとはね」
「いいじゃん、バドミントン馬鹿への告白にはぴったりでしょ」
「うん、嬉しかった。
…四葉」
「ん?え、ちょ、ちょ、まっ」
彼方の方を向いた瞬間肩を掴まれる。
いや、このタイミングで?
あの道端なんですけど…
焦っていると彼方の頭に拳がぶつかる。
「九重、こんなとこで何やってんだ」
「いってえ…柊何すんだよ!」
「今のは彼方君が悪いわよ」
入ってきたのは茉莉ちゃんと安定の玲奈だった。
いつのまに金井さんを茉莉ちゃんと呼ぶほど仲良くなったのかは私にも分からない…
そんなこんなで私の隣にはまたあいつがいます。
え、大学はさすがに別々だよなって?
…もちろん一緒です!
幼なじみの腐れ縁はまだまだ続く。
(完)