with you*初めて気付いたこの気持ち*
「あいつ、意外とモテるよね」
「まあ明るくて優しいしね」
割とありがちな理由で女子はコロッと落ちてしまうから単純だ。
でも、それだけだろうか?
彼女が金井さんだとしたら、あいつの幼いところにも引かれたのかもしれない。
「四葉、いいの?」
「何が?」
「九重とられちゃったよ?」
「は?!」
わけがわからない
別に彼方は私のものでもないし誰と付き合おうと彼方の自由だ。
そんな考えの私を玲奈は無視して続ける。
「あんたたちお似合いだと思うんだけどなあ。
しかも生まれた時から一緒なんてもう運命じゃん」
「馬鹿言わないでよ。
それはたまたまで…」
「部活も一緒じゃん」
反論しようとして言葉がつまった。
確かに私もバドミントン部だ。
中学の時、特にやりたいこともなく帰宅部になろうとしてた私を、彼方が誘ってきたのだ。
それからなんとなく高校でも続けていた。
「大会もうすぐだね」
ちなみに玲奈もバドミントン部だった。
「うん、まあ私はすぐ負けちゃうだろうけどね」
「あんたの返すシャトル取りやすいもんね」
「まあ明るくて優しいしね」
割とありがちな理由で女子はコロッと落ちてしまうから単純だ。
でも、それだけだろうか?
彼女が金井さんだとしたら、あいつの幼いところにも引かれたのかもしれない。
「四葉、いいの?」
「何が?」
「九重とられちゃったよ?」
「は?!」
わけがわからない
別に彼方は私のものでもないし誰と付き合おうと彼方の自由だ。
そんな考えの私を玲奈は無視して続ける。
「あんたたちお似合いだと思うんだけどなあ。
しかも生まれた時から一緒なんてもう運命じゃん」
「馬鹿言わないでよ。
それはたまたまで…」
「部活も一緒じゃん」
反論しようとして言葉がつまった。
確かに私もバドミントン部だ。
中学の時、特にやりたいこともなく帰宅部になろうとしてた私を、彼方が誘ってきたのだ。
それからなんとなく高校でも続けていた。
「大会もうすぐだね」
ちなみに玲奈もバドミントン部だった。
「うん、まあ私はすぐ負けちゃうだろうけどね」
「あんたの返すシャトル取りやすいもんね」