with you*初めて気付いたこの気持ち*
『お疲れさまでした~』
大会が終わって解散となる。
私は呼び掛ける彼方の声を無視してすぐに家に帰った。
大会の打ち上げ行きたかったなあ、引退だし…
ベッドに寝転がる。
このまま眠れそうだ。
…と、意識が遠退きかけたその時
ピンポーン
インターホンが鳴る。
誰が来たのだろう?
耳を済ませると母親と誰かが話しているのが聞こえる。
「あら彼方君、いらっしゃい。
四葉なら上にいるわよ」
「こんばんは!じゃあちょっとお邪魔します」
彼方?!
どうして?
階段を上がってくる音が聞こえて、咄嗟に電気を消して机の下に隠れた。
コンコン、ガチャ
「…あれ?四葉いないの?」
電気がつく。
極限まで息を潜める。
早く帰れ…!
「なんだ、いないのかあ」
扉がしまる音が聞こえた。
安心してため息をつく…
「なんちゃって☆」
「ぎゃああ」
とてつもなくひどい声が出たと思う。
やられた…
大会が終わって解散となる。
私は呼び掛ける彼方の声を無視してすぐに家に帰った。
大会の打ち上げ行きたかったなあ、引退だし…
ベッドに寝転がる。
このまま眠れそうだ。
…と、意識が遠退きかけたその時
ピンポーン
インターホンが鳴る。
誰が来たのだろう?
耳を済ませると母親と誰かが話しているのが聞こえる。
「あら彼方君、いらっしゃい。
四葉なら上にいるわよ」
「こんばんは!じゃあちょっとお邪魔します」
彼方?!
どうして?
階段を上がってくる音が聞こえて、咄嗟に電気を消して机の下に隠れた。
コンコン、ガチャ
「…あれ?四葉いないの?」
電気がつく。
極限まで息を潜める。
早く帰れ…!
「なんだ、いないのかあ」
扉がしまる音が聞こえた。
安心してため息をつく…
「なんちゃって☆」
「ぎゃああ」
とてつもなくひどい声が出たと思う。
やられた…