パレット 〜White Story〜
陽斗は一気に興奮気味になった。

すると、深優が冷静に割って入った。

「陽斗とマサが同じクラスだなんて…そのクラス、終わってるわ。」

『なんだよ、嫉妬か?お前も仲間に入りたいんだろ?』

陽斗の言葉に、深優は溜息を漏らす。

「深優ちゃん!君も同じクラスだよ!3人一緒なんて、マジやべぇよな!」

正輝の言葉で、深優は一瞬目を大きくした。
そして、自分でクラスを確認しに行く…

陽斗たちの所に戻って来た深優は、落胆の表情を浮かべていた。

『アハハ!マジで俺ら同じクラスかよ。面白くなりそうだな!』

陽斗と正輝は顔を見合せ、笑い合った。

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