パレット 〜White Story〜
深優が真面目な顔で言い聞かせる。
『深優はもう大学決めてんのか?』
「うん。あたしM大学受けるつもり。」
『マジ?レベル高いね〜。まっ、受かるかどうかは別だけどな。』
深優を横目で見ながら、陽斗はニヤリと笑う。
「失礼ね!あたしは受かるよ。勉強してますから!」
成績の良い深優は、余裕の表情を浮かべた。
陽斗はまだ、大学受験を真剣に考えてはいなかった。大学に進む理由が、まだ見つかっていない…
それが本音だった。
その日の帰り、いつもの様に3人でファーストフード店に寄り道をし、他愛ない会話をしている時のことだった。
『深優はもう大学決めてんのか?』
「うん。あたしM大学受けるつもり。」
『マジ?レベル高いね〜。まっ、受かるかどうかは別だけどな。』
深優を横目で見ながら、陽斗はニヤリと笑う。
「失礼ね!あたしは受かるよ。勉強してますから!」
成績の良い深優は、余裕の表情を浮かべた。
陽斗はまだ、大学受験を真剣に考えてはいなかった。大学に進む理由が、まだ見つかっていない…
それが本音だった。
その日の帰り、いつもの様に3人でファーストフード店に寄り道をし、他愛ない会話をしている時のことだった。