僕の彼女がジャニヲタな件
inプラネタリウム



閉店間際のショッピングモール。

一階のプラネタリウムだけは、22時まで空いてるらしい。

「お1人様ですか?」

「あ、はい」

「自由席となっていますので、ご自由にどうぞ」



ガチャッ



暗い部屋に入ると、椅子が設置されとった。

「……」

私以外、客席は誰もおらんかった。

…おるはずないか…。

少しだけ期待していた。



ドサッ



「…綺麗やなぁ…」

椅子にもたれ、始まるのを待った。


ガチャッ



誰かが入ってくるんが聞こえた。



カツカツ…



「……隣、いいですか?」

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