僕の彼女がジャニヲタな件
ピンポーン…



「…?誰やろ?」

ともくんが玄関に行った。

…ともくんが口つけたマグカップ…♡



ボコッ!!



…はっ!

私…今何しようとした!?!?

「ふぅ…。危ない危ない…」

「何が危ないんや?あぁ?」

……

うわっ!?

だ、だだ大毅??

何で…

「小瀧から全部聞いたで!!」

クソッ。

あの脳内園児め!

「あっちゃー。アカンかったね、笑」

「ほら、帰るで!」

「…やだ!!ここで暮らすから!」

「こら!アホか!!」

「ははっ。俺はそれでもええで?笑」

こんな楽園二度と来れへんわ…。

自担の家やで??

「だって大毅…家におっても帰ってこんやんけ。ってか、何でLINE10分しか出来へんの!?ありえへんねん!」

「いや、だからその…それは…」

ほらーっ!

大毅はすぐそうやって言葉濁す。

「…?大毅?理由言うてないん?」

…へっ?

「あ、いや…」

「ほんなら、俺が言うたる。シゲな、なべちゃんと何話したらええんかわからんのやて!」

……嘘っ。

「あーーもーとも!!」

「ははっ。お前が言わないからや!大毅ヘタレやからな!」

「はぁ。そうや。メンバーとかやと普通に話せるんやけど…お前とやと…彼女やから…///」

突然顔を赤くして、手で隠した。



ドキッ



な、なんそれ。

反則やろ…

「そういうこと?ほんなら、許してあげてもええよ?ただし…」

「ん?…はぁぁ??」

「大毅、お願い♡」

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