3年後の約束。


観覧車は一周し終わり、私達は降りた。


そうすると、唯から電話が来た。

唯「今どこ~?出口のところで待ってるからね~!」

そのまま電話は切れた。
何事もなかったような電話だ。

あいつら~~~~自由勝手にしやがって~~~


私達は唯たちが待つ、出口へ向かった。


唯「遅いよ~!なにしてたの~!」

私「唯たちこそ急にいなくなってどこ行ってたの?!」

唯「どこって、アトラクション回ってたんだよね~?♪」
と啓に、にこにこしながら笑いかける唯。

啓「まあ、いいじゃん?!」
と、うまくまとめようとする啓。

よくなーーーーーーい!!
と言おうとした時に、

遊太「楽しかったもんな。」
と言う遊太。

私は素直にいう遊太が恥ずかしくなって言おうといていたことを言うのをやめた。

そんな私をにやにやと見てくる、唯と啓。

私は知らないふりをした。


そのまま出口で4人で写真を撮って帰りのバスに乗った。


帰りのバスは疲れていたのか私は寝てしまった。







そんな寝ている遥希と遊太を見てにやにやとほほ笑む唯と啓がいた。

唯「ふたりとも寄りかかって寝てる♡かわいいね♡」

啓「早く付き合っちゃえばいいのにな。」

そんなことは聞こえない、夢の中の遥希と遊太だった。



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