小さな恋のメロディ
ー翌日
哲平は帰って来ると、すぐに寝てしまい、昼過ぎに起きると、マリナの約束の30分くらい前に言った。
「ジュースでも買って来る」
そう言って出て行き、少しすると、チャイムが鳴った。
マリナだ。
「早かった……?!」
そう言ってドアを開けると、そこにはマリナではなく
里沙が立っていた
「…少し話さない?」
「……。入る?」
「私、部屋に入りたくないの。そんなに哲平との生活を見せつけたいの?」
「…ごめん」
「あっちで話しましょ?」
私と里沙は、階段の踊り場へと移動した。
「…何?」
「哲平、元気ないでしょ?」
「……」
「何でだか知ってる?」
私は下を向いて、首を横に振った。
「哲平のお父さん…倒れたのよ!?」
「う…そ…」
「嘘じゃないわ。アンタのせいよ!アンタさえいなければ、哲平も私も幸せだったのよ!!」
「やめて!言わないでっ!」
私は思わず里沙を突き飛ばした
「何すんのよ?!」
私と里沙はもみ合いになり
階段から落ちたんだ……。
そう…
私と赤ちゃんは
階段から落ちたの……。
哲平は帰って来ると、すぐに寝てしまい、昼過ぎに起きると、マリナの約束の30分くらい前に言った。
「ジュースでも買って来る」
そう言って出て行き、少しすると、チャイムが鳴った。
マリナだ。
「早かった……?!」
そう言ってドアを開けると、そこにはマリナではなく
里沙が立っていた
「…少し話さない?」
「……。入る?」
「私、部屋に入りたくないの。そんなに哲平との生活を見せつけたいの?」
「…ごめん」
「あっちで話しましょ?」
私と里沙は、階段の踊り場へと移動した。
「…何?」
「哲平、元気ないでしょ?」
「……」
「何でだか知ってる?」
私は下を向いて、首を横に振った。
「哲平のお父さん…倒れたのよ!?」
「う…そ…」
「嘘じゃないわ。アンタのせいよ!アンタさえいなければ、哲平も私も幸せだったのよ!!」
「やめて!言わないでっ!」
私は思わず里沙を突き飛ばした
「何すんのよ?!」
私と里沙はもみ合いになり
階段から落ちたんだ……。
そう…
私と赤ちゃんは
階段から落ちたの……。