小さな恋のメロディ
「俺、お前みたいな女、大嫌いだ」
「付き合わない?」
「遠くに行かねぇ?」
「あぁ。来年も再来年も、二人で見に来ような!」
「俺達の楽しい家族を作るんだろ?」
そう…。
いつもそばに居てくれたのは、
他の誰でもない…。
哲平だった
そして
あの小さな空き地で会ってたのも…!
哲平だった…
気付かなくて
ごめんね……
私は暫く触る事のなかった、携帯を手に取った。
「もしもし」
「…マリナ?」
「久し振りだね!元気だった?」
「うん。…色々ありがとね」
「?…思い出した…とか?」
「うん。思い出した」
「…どうするの?」
「答えは決まってるよ」
「…そう。力になれる事があったら言ってね」
「ありがと」
哲平が幸せになれる事。
それが私の出した答えだった
もう、絶対に
哲平を傷つけない
例え
一緒に
居られなくても……
「付き合わない?」
「遠くに行かねぇ?」
「あぁ。来年も再来年も、二人で見に来ような!」
「俺達の楽しい家族を作るんだろ?」
そう…。
いつもそばに居てくれたのは、
他の誰でもない…。
哲平だった
そして
あの小さな空き地で会ってたのも…!
哲平だった…
気付かなくて
ごめんね……
私は暫く触る事のなかった、携帯を手に取った。
「もしもし」
「…マリナ?」
「久し振りだね!元気だった?」
「うん。…色々ありがとね」
「?…思い出した…とか?」
「うん。思い出した」
「…どうするの?」
「答えは決まってるよ」
「…そう。力になれる事があったら言ってね」
「ありがと」
哲平が幸せになれる事。
それが私の出した答えだった
もう、絶対に
哲平を傷つけない
例え
一緒に
居られなくても……