君に熱視線゚
・
「ねぇ由美、おいしかったね!
学生の身分でこんな美味しい料理食べちゃったら舌が肥えちゃうよっ」
苗はご機嫌に口数の少ない由美に語りかけた。
「……うん…あたし…緊張して味がわからなかった……」
「えぇ、もったいない!!
こんなに美味しいのに味わからないって!!?
…んで、何を緊張したの?」
(なえちんには、わからないよ……)
由美はこんなに格好いい人の前で言いたい放題言える苗をすごいと思った。
そして、苗のすごさはまた思わぬところで発揮される。
「そう言えば…
さっきの前菜で出たパスタ…っ…あの時のパスタと同じ味だった」
「へえ…さすが、わかった?ここのシェフは元々あのレストランに居た人。
向こうを引退してからここの料理長を任せてる。だから、あの味はここが元祖なんだ。
向こうは一番弟子の人が賄ってるから」
「へぇ…それでか。由美は行きたくても行けなかったもんね…すっごい美味しかったんだよ!
あたしっバイト代貯めてまた、絶対行くっ!」
そして、力説する苗に晴樹は思わず言ってしまった。
「ねぇ由美、おいしかったね!
学生の身分でこんな美味しい料理食べちゃったら舌が肥えちゃうよっ」
苗はご機嫌に口数の少ない由美に語りかけた。
「……うん…あたし…緊張して味がわからなかった……」
「えぇ、もったいない!!
こんなに美味しいのに味わからないって!!?
…んで、何を緊張したの?」
(なえちんには、わからないよ……)
由美はこんなに格好いい人の前で言いたい放題言える苗をすごいと思った。
そして、苗のすごさはまた思わぬところで発揮される。
「そう言えば…
さっきの前菜で出たパスタ…っ…あの時のパスタと同じ味だった」
「へえ…さすが、わかった?ここのシェフは元々あのレストランに居た人。
向こうを引退してからここの料理長を任せてる。だから、あの味はここが元祖なんだ。
向こうは一番弟子の人が賄ってるから」
「へぇ…それでか。由美は行きたくても行けなかったもんね…すっごい美味しかったんだよ!
あたしっバイト代貯めてまた、絶対行くっ!」
そして、力説する苗に晴樹は思わず言ってしまった。