キャンディーポップ・ハロウィン
「わたしたち、お互いに勘違いしてたのね。」

「・・・。」

きららは、クスッと笑う。

「それじゃあ、お礼に何かしようか?」

「え?」

「一緒にほうきに乗って、空を飛んでみるとか?」

フィナは、きららにウィンクする。

「えっ・・・!?そんなことできるんですかっ・・・!!」

きららは、不意に立ち上がると目を輝かせて手を組む。

「ええ、できるわよ。」

フィナは、うなづく。

「あ、でもっ・・・。」

きららは、少しうつむいてモジモジしはじめる。 

「ん?どうしたの?」

「えっと・・・その・・・。」
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