キャンディーポップ・ハロウィン
「はい・・・。」

「それじゃあ、少し浮かぼうか。」

「え?」

きららは、フィナを見る。

フィナは、パチンッと指を鳴らした。

「え?・・・えっ・・・?!」

ゆっくりとほうきが上に動いてきららの足が浮き出す。

「どう?」

「あれ?なんともない・・・かもです。で、でも、こ、怖いですっ・・・。」

「あー、ごめんごめん。」

フィナは、もう一度指を鳴らした。

すると、ゆっくりとほうきが下へ動く。

「ふぅー・・・。」

きららは、足を地べたにつけると小さく息を吐いた。

「怖かった?」
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