嘘つきな君


シャワーから出てきたおじさんは
ゆっくり、私を押し倒した


……薬を飲んで25分くらい経つ

あと少しで効いてくるだろう


「……先に、お金。お願い」


「あぁ、そうだったね」


私に封筒を渡して、再び馬乗りになったところで
おじさんの体が力を無くし私に伸し掛る


それを跳ね除けて服を着る


……この睡眠薬、本当に強いな

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