私達はただのおもちゃ【完】
フードコート
今日は友達と遊びに来ていた。
「ねぇ、裏と表が激しいやつってさ、咲彩ちゃんだよね?」
「夜那、急にどうしたの?」
「2年前の愚痴を聞いてくれー!」
「はいはい、で?なに?」
そして、私は本編であったことを話した。
「あー、咲彩ね、学年…学校に限らず、他校の男子にまで噂広がってるよね、女子には好感度高いけど(他校の)」
「そうそう、この間も他校の子といたよね。」
「そう!それな!せっかく誘ったのに謝りもしないで、『あ!忘れてた!』で終わり!そう言うやつ私大っ嫌い!」
そう。実はこの話をする数日前、遊びに咲彩ちゃんを友達が誘ってたのですが、
時間になっても来なくて、連絡もなかったんです。
そして、お昼御飯を食べてるとき、
「あ、咲彩だ。」
友達が言った。