私達はただのおもちゃ【完】
「そーなんだ」
「うんうん、しかもさ、咲彩ちゃん、片付け
一回もしないで、ほら!あーいうふうに
ずーっと夏月と話してるの、あれヤバイよね?」
「うん…」
見ると咲彩ちゃんが夏月と話していた
今はモップがけが終わって、
咲彩ちゃんたちの後ろを歩いてるかたちになる
私の前には夏月、友達の前には咲彩ちゃんが
いて、私は友達と話していて気づかなかったが
友達二人曰く、咲彩ちゃんが夏月の後ろに
私がいることを知った瞬間、夏月と場所を
入れ換えたらしい