私達はただのおもちゃ【完】



すごいムカつくんですけど!!


まぁ、いいや、私は見てないんだから、誰か



見てればそれで信じてくれるからね、



顧問のながい話が終わり、荷物まとめを



してこいと言われた。



そして私は走り出した。



でも走り出したときに前にいたのは、夏月



その前を走っていたのは、咲彩ちゃん



そう、なぜか咲彩ちゃんと夏月の後ろを走るような形になってしまい、



それに気づいた咲彩ちゃんは



自分のスピードを緩めて、私と夏月の間に入り、



まるで近づくなとでも言うように邪魔をした


今度は実際に見たから相当ムカツク!!


そのあと、荷物まとめをして降りてきて、先生の周りに


集合したとき、左から、咲彩ちゃん、夏月、私



の順番で、私は夏月に話しかけようとした


でもできなかった


なぜかって?答えは簡単、咲彩ちゃんが邪魔して、


咲彩ちゃんと夏月の場所を入れ替えたから



しゃべれなくなった。



しかも!!ボソッと聞こえましたけど!!



あなた今『そっち危ないから、こっち来なよ』



て、言いました!?言いましたよね!!



人を要注意人物みたいに扱うな!



でもあなたからしたらそうだよね



あなたはいったいなにをしてるんですか?


守りたいんですか?



なぜ守る、付いていたって、話したって


良いじゃん、仮にも私は夏月の親友だよ!?


ほんとあり得ない!!



どんだけ独占欲強いんだよ!!


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