こいつは俺が一生面倒みるから
行きなりの出来事
竜己は今日から学校に佳奈がいないという現実を突きつけられた。

佳奈が…いないか…。学校に行く意味なんてあるのかよ…。あ、今日テスト返しか…行かないとな。

そう思い竜己は学校に行った。
行ったのは良かったがその日竜己は魂が抜けたかのようにボーッとしていた。

「おーい!竜己~?」

「あ?おぅ観月(みずき)か」

「今日元気ないな…。いつもなら飛び付いてくるのにー」

「そんなことしねーよ」

観月って男なのに俺の事好きって言ったりしてよ。
よくわかんねーな。

「してくれてもいいんだよ?俺そーゆーこと好きだよ?」

「やんねーよ。俺は好きなやつがいんだよ」

そう、俺は…俺は…誰が好き…なんだ?花歩か?でも諦めた。佳奈か?好きって言えるのか?誰が好きなんだ?

「そうなのかぁ。じゃあ、佳奈ちゃんがいないとき俺が代わりに竜己のそばにいる♪」

「…。勝手にしろ」

と言うわけでその日は観月と一緒にいることにした。

その日は観月と話していたらすぐにすぎた。

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