こいつは俺が一生面倒みるから
次の日。
その日は佳奈と過ごした。
もちろん学校はあったが、そんなのは竜己にとって何てことなかった。
その次の日もその次の日も竜己は佳奈と過ごした。
そしてある日。
「ピーーー」
病室にそのおとが響いた。
え…?これって?は?うそだろ?え…。
その瞬間担当の医者が慌ててきた。
「はこぶぞ!」
「「「はい!」」」
そう言って佳奈を運んだ。
え…どうしたんだよ。
ナニがあったんだよ。
いかないでくれ。
佳奈…。