満月の下の狼

雄斗「ふぅん。落ち着かねぇの?なんかあったのかよ。」

美月「うん…まぁね。」



『お前らが悪いんだよなぁ〜』

『わかってんの?』

どくんっ。どくんっ。

やめて。やめて。殺さないで
お願い。お願い!

「………き?」

あたしが、あたしが。

「み………き!みーつき!」

美月「えっ?あ!なに??」

気がつくと昔にトリップしてたあたしに
雄斗が体を揺さぶっていた。

雄斗「いや。ボーッとしてたから。」

かなり、ボーッとしてたみたいだ。

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