満月の下の狼

美月「ごめんごめん。」

雄斗「取りあえず溜め込み過ぎんなよ?龍覇が居るんだから、いつでも頼れよ?」

そう言い屋上から出ていった。

その途端足の力が抜けてヘナヘナと
地面に座り込んでしまった。

だめだ。考えただけでこんなに
追い込まれてしまう。

でも、早く動かないとまたあいつが
逃げちまう、

今度は必ず…………。

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