満月の下の狼

美月「どうするもこうするもねぇ。
“ケリつけるんだよ”」

そう。本当にそれだけだった。

翔月「もう同じ過ちは繰り返すんじゃねぇぞ。」

美月「ああ。」

もう、絶対に繰り返さない。
もう、誰も傷つけない。


そして俺は部屋を出ていき狼牙の皆の
元へと戻った。
< 176 / 330 >

この作品をシェア

pagetop