満月の下の狼

ビクッ、
おっと、びっくりしたよ。
いつからいたんだ。

美月「あれ?光夜?呑んでたんじゃないの?」

そう。今頃龍覇の皆は先代と呑んでる筈なのに、何故か光夜だけここにいる。

光夜「お前探しに来た。何やってんだよ。」

と言われたので勉強とだけ言った。
それに、見せろなんていうからおもわずパソコンを後ろに隠した。

光夜「お前は、何を隠していて、何を背負っている?」

美月「隠す?背負う?何を?」

あたしは、光夜に言われた図星を
気付かれないようにとぼけた。
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