満月の下の狼

光夜「お前は、何を隠していて、何を背負っている?」

美月「隠す?背負う?何を?」

光夜「あの日から、あのバイクを追いかけてから…変わったぞ?お前。」

美月「何言ってんの。なーんも変わってないよ?いつも通りのあたしだよ?」

そう淡々と顔色を変えずいう美月。

光夜「俺らには…俺には頼れないのか…?」

美月「頼るも何も頼る事がないんだもん。」

光夜「どうして、俺らには何も言わないっ!俺らはお前の仲間じゃないのかっ!!??」

< 193 / 330 >

この作品をシェア

pagetop