満月の下の狼

美月「あたし。美月だよ?」

そう言うと、

爽「美月ちゃん!?」

といつものトーンで勢いよく扉を開けた。

美月「ずっと来れてなくてごめんね?」

あたしは少し笑って謝った。

ゾワッ。

え…?一瞬凄い寒気がして周りを見るが
いつもと変わった様子がない。

爽「全然。」

爽が返した返事に周りは何も感じていないと理解する。

なんだったんだ…?
まぁ、いいか。

凪沙「そういえば、蒼空ちゃんは?」

美月「蒼空はまだ来れないって。」

蒼空はまだ心の準備が整ってない見たいで、今準備中。

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