満月の下の狼
鳥羽との決着が着くまで、分かんないから
曖昧な返事をした。

いつも通り、話しかけてくる雄斗を見ると
きっと、キスしたことは間違いだったのかな?と思えてくる…。

それから、たわいもない話をしていた。

やっぱ、楽しいな。

そうほんわかと考えていると、

♪~♪♪♪~~♪

着信音が鳴った。

滉からかな…?そう思ってケータイの
画面を見た。

春洸?

そこには珍しく春洸から電話が来ていた。
< 223 / 330 >

この作品をシェア

pagetop