満月の下の狼
過去
数年前…。
家出をして、ケータイしかもってきてなかったあたしは
公園のベンチでうずくまっていた。
美月「はぁ。腹減った。」
そう、家出をしてもう3日目なのだ。
3日目間ろくに飯も食ってねぇ。
海「大丈夫か?」
そんな時、あたしに声をかけてくれたのが
海だった。
美月「なんだよ。」
龍覇では常に知らない相手には警戒しとかないといけなかったから、
あたしは知らない相手には絶対警戒する。