満月の下の狼

顔に書いてんぞ。とでも言うように
笑った。

美月「ど、毒ははいってねぇだろうな?」

海「入ってる訳ねぇだろ!w」

あたしの考えが面白かったのか
ケラケラ笑った。

“変なヤツ”

これが海の第一印象だった。

海「お前さ、3日間風呂とか入ってねーだろ?俺の家来る?」

美月「知らない奴を家に上げるなんて、
警戒心無さすぎだな。」

海「お前は悪い奴じゃねぇーから、いいんだ!」

そういって、あたしを無理矢理引っ張って
歩いていった。
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