満月の下の狼

それから黙り込み、

美月「まってろ!ぜってぇ助けにいく!」

と言った。

助けにいく?誰を?

お前は一体誰と電話してるんだ。

そう考えてるうちに美月は走り出していた。

光夜「何があった。」

俺は走り出した美月にそう問いかけた。
すると、美月は

美月「ごめん。帰る。」

そう言い残して走っていった。

なんで、そんなに泣きそうな顔してんだよっ!!

どんしてそんな顔までして俺らを頼らねぇ…!
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