満月の下の狼

爽「光夜、追いかけるか?」

光夜「ああ。」

俺らは、バイクに乗り美月を追いかけた。

あいつ、走るのはぇ。もういねぇ。

凪沙「いたよ。」

キョロキョロ周りを見回していると、
遠くに全力で走っている美月がいた。

だけど…

なんで、お前がここに入る…
どうして入れるんだ…。

美月が戸惑いもなしに入っていったのは

“狼牙の倉庫”

だった。
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