満月の下の狼

意識が戻ったのか…?

そして、赤髪に何かをいい、
顔を上げこちらを向いた。


その瞬間目があった。

美月「な…んでここに…いる…の?」

そう消え入りそうなだったけど、俺達の声には鮮明に聞こえた。

だけど、何か違和感がある…。

そうだ…目に光がないんだ…。

美月の目は暗く闇で覆われていた。

それに顔には沢山の返り血。

だけど、すぐに目を逸らし仲間の
縄を解き始めた。
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