満月の下の狼

光夜「翔月さんは…!」

美月「もうすぐ、来ると思うけど。」

みんな、緊張でガッチガチだな。

時雨「み、みつきぃー。」

あたしの足もとにしがみつく子犬。
否、時雨。

その目は期待の眼差しでキラキラ光ながらも、緊張でうるうるしている。

かっ、かわいい!

爽「ほんとに、よかったのか?」

美月「いいよ。あたしがOKしたんだし。親父の許可はいらないと思うけどね。」
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