満月の下の狼
ガラララララッ。
シーン。ラッキー♪誰もいない!
よかったぁ。昨日見回りで寝不足だったん
だよねー…。
あたしは1番奥のベットに入りすぐ眠りに
落ちた。
ガヤガヤ。
ん…?あたしは大きく伸びをしながら
起き上がった。
美月「ふぁぁぁ。もう、昼休みかぁ。」
???「もう放課後だよ?」
美月「え?もう、放課後なの。
そっかー、もう…も…う…?て、誰!!??」
てか、人いることに全然気付かなかった!
やばい。眼鏡とマスク外したまんまだ。
???「ありゃ?俺の事知らない?」
うん。そりゃ知らないだろーな。
だって初対面だよ?知ってたら、やばいでしょ。
あたしはコクリと頷いた。
凪沙「俺は宮本凪沙。」
美月「てか、誰とかそんなのどうでも
よくて…。」
まず、あたし顔見られたよね?
凪沙「ん?どうでもいいのかwてか君
面白いねぇ。俺の事知らないし、タメだし。」
タメじゃだめなの?だって同期だよね?
そう。うちの星河(セイカ)学園はネクタイの
色で学年が別れているからわかりやすい。